佐藤 代表が経営コンサルタントになろうと思われたきっかけは?
白川 製薬会社に勤めていたころ、同じ世代の医師らが寝る間を惜しんで勉強する姿を見て「自分もこのままではいけない」と感じ、夜間の専門学校に通い出したのです。そこで初めて経営学と出会い、考え方次第で企業は大きく生まれ変われることを知りました。そして大手コンサルティング会社に転職し、一から経験を積んできたのです。
佐藤 下積み時代は大変だったのでは?
白川 右も左も分からない素人でしたから、先生の下でがむしゃらに勉強し、とにかく場数を踏んできましたね。その結果、3年目ぐらいに一人でプロジェクトを担当させてもらい、結果を出すことができました。そしてコンサルティングの面白さと難しさを体感すると共に、自分の力でやっていけるという手応えを感じるようになったのです。その後、私が独立を決意すると同時に会社も事業撤退することになりましたので、平成11年に『ホワイトブレーンズ』を創業しました。
佐藤 経営コンサルティングは、企業が業績を改善できるようサポートするわけですから、相当な重責を伴うでしょう。
白川 おっしゃる通りです。実績に変化が出なければ私どもの存在意義はありませんので、常に結果が求められます。けれど、ある程度プロジェクトを進めていくと、急にガラッと状況が変化するターニングポイントがあるのですよ。それを迎えられたら、ほとんどのケースで上昇気流に乗ることができます。
佐藤 そのターニングポイントでは、どのような変化が見られるのですか。
白川 何よりも、経営者の表情や姿勢に大きな変化が見られます。自信を持てるようになり、全てのことでアグレッシブに動けるようになるのです。企業経営の大きな鍵は、意識改革と言えますね。
佐藤 経営者は孤独だと言いますから、的確なアドバイスで支えてくれるブレーンの存在によって本来の力を取り戻すことができるのでしょうね。
白川 そう思って頂けると嬉しいです。コンサルタント契約は一般的に1年で終わるのが通例ですが、私どもは長年にわたってお付き合い頂くケースが非常に多いのです。それは、急激な成長ではなく、年間3〜5%ほどの持続的な利益増加を図る方針を採っているからであり、社員の方々との軋轢も少ないからだと分析しております。
佐藤 最後に、今後の展望を。
白川 徳島の多くの企業が大阪などに支店をお持ちですから、その末端までサポートできるよう当所も東京・大阪エリアでの展開を強化していこうと考えております。そして独自の理念と手法を磨きながら、これからも地元の中小企業を応援し続け、地域文化の興隆にも貢献していきたいですね。 |