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代表取締役 木戸 裕一「少人数でも、小規模態勢でも良い仕事を変わらず提供する。製造業として、大切にしたいことです」 ゲスト 大石 吾朗「ご自分の意志を貫いてこられた社長の強さを感じました」
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大切にしたいのは、製造業の誇り── 「ケイテックス」は金型業界を歩き続けたい
モールド・ダイキャスト金型 設計 製造 修理
有限会社 ケイテックス
代表取締役 木戸 裕一
− 略歴 −

モールド・ダイキャスト金型の設計、製造、修理を手掛けている「ケイテックス」。2008年で創業から8年目の同社を牽引する木戸社長は、会社経営における幾多の困難を乗り越えた今、金型製造のやりがいを改めて感じているという。そんな社長に、本日は俳優の大石吾朗氏がお話を伺った。

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− 対談 −

大石 まずは、木戸社長の歩みから。

木戸 工業高校へ進学し、卒業後は時計製造会社に就職して25歳の頃まで働いていたんです。その後、金型に興味を持ち、ちょうど声をかけていただいた会社に転職。そちらで7年ほど経験を積ませていただいた頃に、工場長が独立されることになり、私もついていくことにしました。私は金型製造における一通りの仕事を学んでおきたいと思っていたのですが、工場長のもとでならより自分が求める勉強が積めると、会社を移ったんです。

大石 勉強熱心でいらっしゃったんですね。その頃から独立を視野に?

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木戸 いえ、ただ仕事を覚えたいという思いが強かったですね。それが、経験を経て自信がつき、自分で事業を手掛けられると独立への思いを明確にしていきました。ちょうどその頃、勤めていた会社は経営に苦しんでおり、独立を相談。しかし金型製造に必要となる機械は高価なため、設備を揃えるのには相当の資金が必要で、勤め先から機械をお借りして事業を始めたんです。ところが、その後そちらの会社が倒産の憂き目にあい、退職時に役員に就いていた私も多額の借金を背負うこととなりました。2年ほどは必死でしたが、幸い、仕事を下さる方がいて、耐えしのぐことができたんです。小さな会社でも自分が立ち上げた会社ですから、何とかして続けていきたいと死に物狂いでした。私は、小人数でも小規模でも、質の良い仕事を提供してみなさんのお役に立てる会社でありたいんです。

大石 そのお気持ちが、会社経営には一番大切なのかもしれません。でも、大変でしたでしょうね。

木戸 当社では、モールド・ダイキャスト金型の設計や製造、修理を手掛けていますが、独立から5年ほどは、現場も営業も私一人で行っていたんです。何日も徹夜が続き、家にも帰れないような状態で、大変でした。その後、機械を入れて仕事も徐々に増え、スタッフの増員も行いました。3年ほど前に大手企業から、専属で金型製造を行う仕事を打診されまして。相手は大手ですから、良いお話です。でも私は、自分の思うように好きな仕事をしていきたくて、お断りしました。

大石 ご自分の意志を貫かれたわけですね。では、今後についてお聞かせ下さい。

木戸 当社は2008年で8年目ですが、真価を問われるのはこれからだと思っています。私は、ダイキャスト金型の仕事に将来を見出しており、今後はより力を入れていこうと考えているんです。設備投資も行い、現場の態勢も整えていきたいですね。私共は小人数の会社ということもあり、社内に良いモチベーションを保てています。今は、製造業の海外流出が活発で、日本の製造技術が失われていくのではと心配です。日本の製造業界は大きく変わっていくでしょう。私は日々を大切に、金型製造業界で頑張ります。

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対談を終えて
「独立当初から多くの苦労を乗り越えてこられた木戸社長。辞めてしまおうと思ったことが何度もあったそうです。でも、『途中で投げ出すのは簡単ですが、自分で選び、歩んできた道ですから、投げ出したくなかったんです』とおっしゃっていました。苦しい時も、会社経営、そして製造業に対する自身の想いを持ち続けてこられたことが、社長の強さだと感じました」(大石 吾朗さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
有限会社 ケイテックス
住 所
長野県茅野市豊平5451-8
代表者名
代表取締役 木戸 裕一
電話番号
TEL 0266-82-5390
掲載誌
国際ジャーナル 2008年6月号
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本記事の内容は、月刊経営情報誌『国際ジャーナル』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。

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