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対談
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現代画報について:日本の企業の約90%を占め、日本経済を支えている中小企業。生産、販売、サービス、医療、そして情報提供とその内容は違っても、企業運営にかける経営者の胸には、ひとつの共通した思いがあります。「地域と共に成長し、 地域と共に生きる」──現代画報では、その思いを基盤として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、「地域を育む人と企業」をはじめとした「時代と人をつなぐスペシャリスト」「地域医療に貢献するDr.訪問」「職人魂〜地域で活躍する職人たち」「魂のふるさと〜社寺めぐり〜」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」などの独自の対談取材(特別取材企画)を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
 
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代表取締役 高橋 貞之「どんな仕事も全力投球──真面目にコツコツ、地道な活動をしていれば、結果は必ずついてきます」 ゲスト 大西 結花「誰よりも人を想い、人を大切にされているのだと感じました」
local community & human company
手掛けるのは、工期厳守の確かな仕事のみ!内装のエキスパートとして関東を制す
有限会社 ケンズ・リフォーム
代表取締役 高橋 貞之
− 略歴 −

「『約束を守る』のは人として当然のことです」

■「当たり前」の大切さ

「工期厳守は、建設業における基本であり理想である」と語る『ケンズ・リフォーム』の高橋貞之社長。工期を守る“いい仕事”は、多くの業者、職人との連携がとれてこそ実現する。そういった人とのつながりが重要になる仕事において、社長は言う。「私の頭の中に、『義理・人情』という言葉はありません」と。おそらくそれは、人を大切にすることを「当然」と捉えているからなのだろう。

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【足跡】 秋田県出身。実家は農業を手掛けていたが、学業修了後は建材店に勤める。東京への憧れが強かったことから、建設業に就いていた知人を頼り、上京。10年ほど経験を積んだ後、独立を果たし、2001年には『ケンズ・リフォーム』を設立した。

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2001年の設立を経て、建築リフォームのほか、住居や施設、店舗など、幅広い内装工事を手掛けている『ケンズ・リフォーム』。確かな施工で信頼を獲得し、現在は多くの取引先に恵まれ、順調に実績を伸ばしている。成長を続ける同社を女優の大西結花さんが訪れ、高橋社長にインタビューを行った。

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− 対談 −

大西 『ケンズ・リフォーム』さんでは、幅広い工事業を手掛けていらっしゃるとか。まずは、高橋社長の歩みからお聞かせください。

高橋 秋田にて、農家の長男として生を受けました。ただ、学業修了後は農業ではなく建設の世界へ。昔から東京への憧れが強かったこともあり、建設業に就いていた知人を頼って上京しました。そちらで10年ほど経験を積み、10年ほど前に、住居として購入していたここ越谷にて独立を果たした次第です。

大西 では、事業内容について。

高橋 スタート当初は、住居リフォームをメインに手掛けていました。その後、徐々に業務を移行させ、現在はビルやマンション、施設、店舗などの内装工事に携わっています。

大西 具体的には、どのような内装工事を?

高橋 最近では、東京・浅草のアミューズメントパーク「浅草花やしき」内の飲食店工事を手掛けました。あとは、大手カー用品店、コンビニエンスストアなどですね。首都圏はもちろん、宇都宮や小田原……と、関東全域を網羅しています。

大西 非常に広い活動エリアですね。社長ご自身も現場に?

高橋 もちろんです。ずっと事務所にいると、考え事ばかりになってしまいますから(笑)。現場では作業に没頭できるので本当に楽しいですね! 現在は、現場スタッフ3名と事務員とで動いています。

大西 少数精鋭で頑張っていらっしゃるのですね。現況はいかがですか。

高橋 リフォームをメインに手掛けていた時期に比べると、業者間のつながりで依頼をいただくことが多くなりました。一つの現場が終わると、そこから生まれたつながりで新たな仕事をいただく……そんな流れで、受注基盤を築くことができています。

大西 長引く建築不況など、建設業を取り巻く環境が悪化している中、確かな施工で着実に信頼を築いておられるようですね。

高橋 もちろん、原油高による打撃や、法改正などによる受注量の減少など、社会情勢の影響も受けていますが、お陰様で当社では「休みなし」のうれしい悲鳴をあげていますよ。

大西 確かな施工を実現するために、社長が大切にされていることは何でしょう?

高橋 私は、「義理・人情」という言葉が好きではありません。我々業者は、「約束を守る」というごくごく当たり前のことをしているに過ぎないからです。ただ「工期厳守」は、基本であると同時に、理想形でもあります。“理想”の実現は、自分一人、また一社では不可能。たくさんの職人、業者の連携がとれた「いい仕事」ができてこそ理想は実現する──。そういった意味では、結局私は「義理・人情」を一番気にしているのかもしれませんね(笑)。

大西 なるほど(笑)。スタッフの方にも、そのような指導をされているのですか。

高橋 私が皆に言うのは、「配慮」という人として当たり前のこと。より良い連携には、相手の気持ちを考える「思いやり」が不可欠ですから。口うるさく言いますが、「配慮」は経験を積む中で理解できるものなので、心配はしていません。それに、当社のスタッフは皆それぞれが大きな「柱」として活躍しています。安心して任せることができているので、心強いですね!

大西 では、規模の拡大も視野に入れておられるのでしょうか。

高橋 全く考えていないというわけではありませんが、何事もバランスが大切。受注があるからといって規模だけを大きくしても、手が回るはずがありません。それでは、責任ある仕事を手掛けることができない……。その「見極め」が難しいですが、若い人材の育成に力を入れながら、これから企業としての可能性を探っていこうと考えています。

大西 楽しみですね。何かビジョンをお持ちなのですか。

高橋 特別なことは考えていません。私は、「普通」にしていれば評価はいただけるものだと考えているんです。どんな仕事も全力投球──真面目にコツコツ、地道な活動をしていれば、見る人は見てくれている……。結果はそうやってついてくるものだと、これまでの業務で学びました。どんな形であれ、努力は必ず報われるもの。ただ、その努力を怠っては元も子もありません。今後も、「いつもの仕事」で信頼を重ねていきたいと思っています。

大西 職人としての心が伝わってくるお話ですね。本日はよいお話をありがとうございました! 陰ながらではありますが、私も応援させていただきます。

常に全力を尽くすこと

▼埼玉県越谷市に拠点を構え、内装工事を手掛ける『ケンズ・リフォーム』。同社の高橋社長は、何に対しても「とことん」な経営者だ。仕事はもちろん、遊ぶ時も、呑む時も「とことん」だ。

▼「“ちょっと一杯”が嫌いなんです」と話す社長。最近では、多忙さ故にスタッフ全員で食事に行く機会も少なくなったそうだが、食事に行くなら、食べて呑んで、存分に語り合う……“オフも全力投球”──それが社長のスタイルなのだ。

▼「維持費がかさむんです」……現在の社長の趣味は、勤務時代から憧れていたという“車”である。「勤務時代には手が届かなかった。その反動か、とことんこだわってしまうんですよね」と苦笑い。「夢」が、いいモチベーションになっているのだ。

▼メリハリがいい日常を生み、仕事に集中できる環境を作る。社長の「とことん」は、尽きることがない。そして、「とことん」はいつも前向きだ。「今年は、社員旅行で北海道に行きたい。食べて遊んでのんびりしたいですね」──養われた英気は、より良い業務を生み出していくに違いない。

対談を終えて
「自治会などの地域活動にも積極的な高橋貞之社長。人望の厚さは、お仕事以外のところでも窺うことができました。『義理・人情』という言葉が好きではないとおっしゃっていましたが、それは、“わざわざ口に出していうことではない”という意味なのでしょう。誰よりも人を想い、人を大切にされているからこそ、現在の社長、そして現在の『ケンズ・リフォーム』があるのだと思います。これからも『人』を大切に頑張ってください!」(大西 結花さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
有限会社 ケンズ・リフォーム
住 所
埼玉県越谷市西方1-3531-1
越谷シティハウス6-104
代表者名
代表取締役 高橋 貞之
電話番号
TEL 048-971-8150 FAX 048-963-5198
掲載誌
現代画報 2008年6月号
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