大西 ラーメン店『ありが10』さんをオープンされるまでの深津社長の歩みをお聞かせください。
深津 ここ越谷で生まれ育ち、学業修了後はまず老舗の中国料理店に勤務しました。その後、様々の店を転々としてから、大手ラーメン店で約13年働いたんです。そして2005年5月に当店を開きました。ほかの店に勤めていた時は「いつか自分の店を持ちたい」とずっと考えていたんです。
大西 こちらではラーメンを注文する際、「細麺」か「太麺」かを選べるのですね。
深津 ええ。麺の種類だけでなく、スープも「あっさり」と「こってり」の2種類あります。人にはそれぞれ好みがありますし、その日の気分によって、食べたいラーメンは違ってくると思うのです。お客様に、いつでもお好きな麺・スープでラーメンを食べていただけるよう、麺もスープも選べるようにしています。
大西 一番人気のラーメンは?
深津 塩ラーメンです。スープはヒマラヤの岩塩を使用してつくっているんですよ。ヒマラヤの岩塩はしょっぱいだけでなく甘さもあるんです。普通の塩の味とは全然違います。
大西 こだわりが窺えます。こちらは定食のメニューも充実していますね。
深津 はい。例えば3人でご飯を食べに行くことになった場合、2人がラーメン店を希望しても、残り1人がラーメン以外のものを食べたいと思うこともあるでしょう? その問題を解消すべく、ラーメン以外のメニューも揃えているんです。私は当店を「誰にでもいつでも楽しんでいただける店」にしたいんですよ。
大西 現在、お店づくりの上で社長が心掛けておられることは何ですか。
深津 店内を明るく元気な雰囲気にすることです。また、地元に密着した店にするよう心掛けています。地元の人に愛されてこそ、店は長く運営できると思っているんです。オープンから約3年──お陰様で今では地元の大勢の方が当店に足を運んでくださっています。お客様は家族連れや仕事帰りのサラリーマンが多いですね。この辺には飲み屋さんがたくさんあるため、お酒を飲んだ後に立ち寄ってくださる方も少なくありません。
大西 お酒を飲んだ後のラーメンは本当においしいですよね(笑)。ところでこちらでは看板に「蟻」の絵が描かれていますが……。
深津 店名の「ありが10」は「蟻が10匹」を意味しているんです(笑)。もちろんお客様への感謝の気持ちも込めています。お客様あっての当店ですから。 |