吉沢 まずはこれまでの歩みから。アパレル業界に入られてどのくらいですか。
上野 10年ほどになります。大阪でショップの店長を務めていました。
大串 もともと隣同士で店を開いていたんですよ。しかし次第に売り上げが伸び悩み、店を閉めて通信販売の発送業務の仕事に携わるように。そこに同じように店を閉めた上野がいたのです。ネット通販は好調で、「もっと大きな規模で販売していきたい」と考えるようになり、二人でネット販売をスタート。2007年に法人化させました。
吉沢 どのようなお客様が?
大串 個人の方を対象にしており、10代後半から30代の方が多いですね。商品の6〜7割はメンズを扱っています。在庫管理や発送作業は外注に出さず、自社で行っているんです。委託して数字のみで管理するよりも、実際に商品を見ながら業務を行うことで、緊張感を持って仕事をすることができます。
吉沢 商品には皆さんの思いも込められているのですね。どのような点にこだわって商品を仕入れているのですか。
上野 デザインにこだわっています。お客様はインターネット上の写真を見て購入されますので、目を引くようなインパクトのある商品を多く取り揃えているのですよ。また手頃な価格で販売できるように努めており、中には店頭で販売されているものの半額の商品も。インターネットならではの利点を活かしながら、皆様に喜ばれる商品を揃えています。
吉沢 家にいながら様々な商品が選べ、さらに安いとは魅力的ですね。
上野 私は代表取締役という肩書きを持っていますが、企業の一社員として他の社員と意見をぶつけ合っています。良い部分や悪い部分を指摘することで、お互いに高め合うことができる──。それが良い仕事につながるのではないかと思いますから。また物事を決定する場合も誰もが納得できるまで話し合うようにしているのですよ。
吉沢 なるほど。自分の意見が会社の運営に反映されますから、社員の皆さんはやり甲斐をもって働けるでしょうね。
上野 この仕事を始めてからこれまで、必死になって業務に当たってきました。走り続けてこられたのは、仕事にやり甲斐を感じているからだと思います。
吉沢 今後の展望をお聞かせください。
上野 社内でデザイン・制作も手掛けたいですね。それらの商品を販売し、お客様の手元に届くまで──すべての仕事を自社で手掛けられるようになりたい。また同業者も増えてくると予想していますので、その中で『USG』ならではの取り組みを行い、企業として成長していきたいと思います。 |