大石 早速ですが松井社長の歩みから。
松井 私は高校を卒業後、調理師の勉強をしたり、フリーターとして働いたりしていました。自分の進むべき道に迷っていた私が、建築業界に入ったのは21歳の時。こちらでは入った当初から責任のある仕事を任せていただけ、働くことが面白く感じられるようになりましてね。以前の私は、物事が上手くいかず、いつももやもやしていました。しかし良い上司、先輩方に恵まれ、この業界で生きていく決心がついたのです。
大石 人生の転換期だったのですね。早くから独立を考えておられたのですか?
松井 25歳くらいの時、「独立するなら今からその意識を持っていないと」と言われましてね。以来、独立を考えるようになりました。途中、建売の仕事も経験し、独立を果たしたのが2003年のこと。2006年には法人化を果たしました。
大石 独立されてみていかがですか?
松井 責任の重さにプレッシャーを感じる一方、大きなやり甲斐も噛みしめています。独立以前は“やらされている感”が否めませんでしたが、今では“やってやる感”なんですよ(笑)。
大石 社長は、自分で道を切り開く力をお持ちだったのですね。順調に歩まれているようで何よりです。
松井 ありがとうございます。しかし、ここまで歩んでこられたのは職人さんたちのお陰。現場監督とは、一人では何もできません。現場の職人さんの技術と努力があってこそ、家も店も建つんですよ。当社はこれまで、営業をしなくても仕事が途切れることがありませんでした。全て、職人さんたちが質の良い仕事に徹してきた結果。ですから私は、現場の指揮とお客様への気配りに専念しています。
大石 なるほど。例えばどのようなことを大切にされていますか?
松井 具体的に言いますと、お客様への説明は専門用語を使わずに分かりやすいものにすること。また、工事の要所要所で確認を取り、お客様の納得いくものができ上がるよう努めること……既存のお客様からの紹介で仕事をいただくことも多いので、信頼にお応えできるよう常に高い意識を持って仕事に臨んでいます。
大石 最後に今後の抱負を。
松井 安定した経営を心がけつつ、さらなる躍進を目指していきたいです。いつかは、駅前の良い場所に当社の看板を出したい。振り返れば、夢中で走ってきた5年間──これからが勝負だと思っています。頑張りますよ! |