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SPECIAL INTERVIEW(スペシャルインタビュー) − 再生日本 −
 
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代表取締役 野々部 良「地産地消、地域雇用を通じて地域を活性化させたいと思います」 ゲスト 藤森 夕子「事業を通じて地域を元気にしていって頂きたいですね」
local community & human company
地産地消で地域に“和”をもたらし“幸せ”な社会の一助を担う!
水産加工・水産品販売・各種食品販売
有限会社 和幸
代表取締役 野々部 良
− 略歴 −

「やりがいを持って働ける環境を整備し
全員一丸となって安全な食品を提供したい」

「正直に言うと、最初は“富を得たい”という単純な動機で会社を設立しました」と話す『和幸』の野々部社長。しかし、会社と共に自身が成長する中で自然と目標は「食品事業を通して地域に貢献したい」ということに変わっていったそうだ。さらに、その視点は従業員教育にも及び、やりがいを持って楽しく働ける環境づくりにも取り組んでいる。だからこそ、同社の従業員たちには笑顔が溢れ、職場は活気に満ちているのだ。そして、それは確実に消費者にも届き、同社の食品は評判を集めている。社長は、これからも従業員と一丸となって安心で安全、なおかつ美味しい食品を提供し続けるだろう。

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水産品をはじめとした各種食品の加工・販売を手掛けている『和幸』。近年では給食事業にも進出するなど、“地産地消”をモットーに掲げて邁進し続けている。本日は、地元でも注目を集める同社を藤森夕子さんが訪問した。

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− 対談 −
個人事業から法人化を果たし
新たなスタートを切る

藤森 まずは社長の歩みから伺います。

野々部 活発な少年時代を過ごし、学業修了後は名古屋市の大手食品問屋に就職。そちらで約10年間勤めた後に、父が個人事業として営んでいた水産加工食品の製造を手伝うようになりました。そして、家業に入ったことを機に法人化し、『和幸』を設立した次第です。

藤森 新たなスタートを切られたわけですね。当初はいかがでしたか?

野々部 私と両親の3人で仕事をしていた初めの3年間は毎日睡眠時間が3時間ほどで、精神的にも肉体的にも厳しい時期が続きました。ただ、父と母が懸命に働く姿は私に「仕事とは何たるか」を教えてくれましたし、今も深く心に刻まれています。そして、両親が築き上げてきたこの会社をさらなる発展に導くべく労働環境を整備し、従業員を増やしていったのです。


給食事業を通した食育を行い
地産地消の土台を築く

藤森 では、御社の具体的な業務内容についてお聞かせ下さい。

野々部 水産品をはじめとした各種食品の加工・販売を手掛けており、一般のお客様以外にも200カ所以上の給食センターに学校・産業給食を納入しています。そして、地元の素材を使って商品化し、それを地元で消費する“地産地消”をテーマに掲げ、たとえば味噌漬けであればそれぞれの地域にある地元味噌を使い、各市町村独自の味を提供するようにしているのですよ。現在、“地産地消”をテーマにした給食は8市町村に納入しているのですが、製造にあたっては栄養士さんや学校給食関係者の方々のご協力を賜りましたし、本当に感謝しています。

藤森 給食事業に進出されたきっかけは何なのでしょう?

【報道ニッポン】取材記事写真

野々部 幼いころに食べたものは、大人になってからもふとしたきっかけで食べたくなることがありますよね。そして、幼いころに食べて印象に残っているのは、「母親の味」と「学校の給食」。ですから、子どもたちが美味しいと思う給食を提供できれば、将来的に大きなマーケットにつながるのではと考えたのです。そこで、地元の食材を用いた製品を給食で提供するとともに食育活動も行うようになったのですよ。

藤森 自分が生まれ育った土地でできたものを戴くのは何よりも贅沢ですし、健康にもつながると思います。ただ、近年はアレルギーを持つお子様も増えていますし、大変な面もあるのでは?

野々部 ええ。ですから製品を作る際には、子どもたちや栄養士さんの意見も参考にしながら仕上げていきます。また、アレルギー体質の子どもたちには素材を代えた別メニューを提供しており、極端なことを言えば、たとえ1個でもご注文をお受けしているのですよ。

藤森 では、子どもたちは安心して美味しい給食が食べられるのですね。給食用の製品作りで心がけておられることは?

野々部 自分の子どもに食べさせる気持ちで作ることです。そうすれば自ずと責任感が芽生え、仕事での雑な部分がなくなるのですよ。また、近年は食品に対する信頼感が揺らいでいますので、子どもはもちろん親御さんに対しても給食に使用している素材の情報を積極的に発信するようにしています。

藤森 そうして作り上げた製品が子どもたちから「美味しい」と言われたときは、喜びもひとしおでしょうね。それにしても、お話からはとても順調に事業を展開しておられる印象を受けます。

野々部 我々の仕事は、どちらかというとニッチな分野。しかし、だからといって何か特別なことをして歩んできたわけではありません。ただ目の前の仕事に対して真摯に取り組み、それを一つひとつ積み重ねてきた結果だと思います。

藤森 従業員教育において大切にされていることは何でしょう?

野々部 以前は、厳しく接して叱咤激励することが従業員のためになると考えていましたが、それだけでは人も会社も大きくならないということに気づいたんです。だからこそ皆が楽しんで働くことができて、互いに助け合いながら知恵を出し合える職場環境を整備するようにしています。その上で、各々が自分たちの明確な目標を掲げ、それに向かって毎日少しずつでもステップアップしていけば、自ずと会社の雰囲気も良くなってくると思います。そして、それが会社の土台となり将来的な発展に結び付くのです。

藤森 最後にこれからの展望を。

野々部 商品を循環させることによって地域を活性化させる“地産地消”にさらに取り組んでいきたいと考えています。その一環として、現在は地元の養護学校の現場研修を受け入れるなど、自治体や教育機関、団体との協力関係を構築しているのですよ。また、地域にある休耕地を利用して野菜を作り、製品化する事業にも今後は力を入れていきたいですね。そして、最終的には地元の素材を活かして製品を作り、それを作るために地元の人を雇用し、地元の方に消費してもらうという流れを確立できればと思います。

藤森 地域を“和”で結び、それで人々を“幸せ”に導く──まさに『和幸』という社名を体現しておられますね。これからも是非その取り組みを続け、地域活性化の中心を担って下さい。

【報道ニッポン】取材記事写真
安心で安全な“食”を消費者に…

▼偽装表示問題をはじめ、次々と発覚する食品業界の不祥事。食に対する信頼は土台から崩れ、消費者たちは安心・安全な食品を求めて厳しい視線を送っている。そんな中で『和幸』は、水産品をはじめとした各種食品を安心・安全に消費者に提供し、篤い信頼を勝ち取っている。そして、同社が食品製造の際に大切にしているのが「商品に惚れること」だという。

▼自社商品に自信を持つのは、製造に携わる人であれば当然だろう。しかし、それがいつしか過信に変わり、消費者を裏切る結果を招くことも少なくない。そこで同社では、「自分が食べたいと思える食品」であることはもちろん、「自分の子どもにも安心して食べさせられる食品」を製造することを根本に置いているという。だからこそ常にアンテナを張り巡らせて食品の製造に関する情報をキャッチし、製造現場に活かしている。そして、原料はもとより、一つひとつの製造過程にも徹底した管理体制を敷き、さらに厳しい最終確認を行っているのだ。その姿勢こそが、同社が多くの人々から支持を集める秘密の一端なのである。

対談を終えて
「“地産地消”をテーマに、地元の食材を活かした各種食品の加工・販売を手掛けておられる『和幸』さん。学校給食用の製品を提供して子どもたちの“食育”を行うだけでなく、地域の自治体や教育機関と協力して養護学校の現場実習を受け入れておられるのは、地域に密着していこうという同社の姿勢を如実に表していると思います。今後は、休耕地の開拓なども手掛けていきたいとお話しでしたし、それらの事業を通じて地域を元気にしていって頂きたいですね。」(藤森 夕子さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
有限会社 和幸
住 所
【本社】
岐阜県岐阜市東中島3丁目14-12
代表者名
代表取締役 野々部 良
電話番号
TEL 058-259-4766 FAX 058-259-4767
E-mail
wakou@giga.ocn.ne.jp
U R L
http://wakou.0583.jp/
掲載誌
報道ニッポン 2008年4月号
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