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SPECIAL INTERVIEW(スペシャルインタビュー) − 再生日本 −
 
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代表取締役 綱島 共平「プロ同士が意見をぶつけ合い、互いに認め合える土壌を作り上げたい」 ゲスト 渡嘉敷 勝男「社長の器の大きさを感じましたね」
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スペシャリストの力を集結し世界に誇る半導体製造装置を生み出す
株式会社 エクサ
代表取締役 綱島 共平
− 略歴 −

「各々の持てる力を最大限に発揮し
“成長”という最高の音色を重ね合う」

「私が、社内で最も機械について疎いかもしれません」と笑って語る、『エクサ』の綱島社長。絶大なシェアを誇る半導体製造装置メーカーを率いているのは、技術畑ではなく経理畑出身の経営者なのだ。同社の製品は巧緻を極め、アジアを中心に絶大なマーケットシェアを誇るなど、その完成度の高さで世界を席巻している。そして、それらを生み出す技術者たちが存分に実力を発揮できているのは、他でもない社長の経営によって盤石な土台が整えられているからなのだ。そう、社長は「経営」のスペシャリストとして、社員たちと共に最高のハーモニーを奏でているのである。

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国内のみならず海外でも高い評価を得ている『エクサ』の半導体製造装置。精度の高さと品質に定評がある同社の、設立から10年間の歩みを渡嘉敷勝男氏が紐解く!

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− 対談 −
各分野のスペシャリストが集い
世界と渡り合うメーカーが誕生

渡嘉敷 御社は今年で設立10周年を迎えられるそうですね! まずは沿革からお聞かせ下さい。

綱島 当社は平成10年1月に、私が以前勤めていた会社の仲間たちと共に設立しました。スタート時はたった8名でしたが、設計、製造、検査、営業など各分野のスペシャリストが集まってくれたからこそ、無事に今日を迎えられたのです。当社は半導体製造装置のメーカーですが、実は私が社内で一番、技術に疎いのですよ(笑)。

渡嘉敷 社長も技術畑出身の方だとばかり思っていました!

綱島 私はずっと経理一筋に歩んできたのです。前職でも財務面を担当し、経営のサポートなどを行っていましたので、その経験を活かして当社の経営に取り組んでいます。

渡嘉敷 社長を含め、それぞれのスペシャリストたちが集結して生まれた会社ですから、滑り出しから順調だったのではありませんか。

綱島 いえいえ。立ち上げた当時はちょうど世の中の景気が傾き始めてきたころでしたから、周囲からもよく不安視されたものです。また、平成13年ごろには業界全体が大不況に陥り、多くの同業他社が淘汰されていきました。そんな向かい風の中を、どうにか踏ん張ってきたのですよ。

渡嘉敷 荒波を乗り越えられた要因は何だったのでしょう。

綱島 独自のマーケットを築くことに成功したことと、しっかりとした技術を保持してきたことだと思います。当社は設立と同年に台湾へ進出し、随時アジアやヨーロッパへとマーケットを広げてきました。今でも中国や台湾ではマーケットシェアの9割を当社が占めており、これらの結果は営業力のみならず技術力あればこそ成し得たことだと自負しています。もちろん国内でも多くの実績を持っており、最近では大手半導体メーカーさんへ最新の製品を納めております。


他社の追随を許さない
完成度の高い製品が生まれる理由

渡嘉敷 では、製品について教えて下さい。

【報道ニッポン】取材記事写真

綱島 当社は石英管洗浄装置を中心とした半導体製造装置と2液自動定量混合吐出装置を設計・製造しています。石英管洗浄装置とは、簡単に言うと、半導体を製造する際に使用する試験管のようなガラス管を自動的に洗浄する機械です。隅から隅まで綺麗に洗うことは難しいのですが、当社では縦型・横型の充実したラインナップを揃えていますので、お客様がお使いの管に合わせてありとあらゆるケースに対応できます。

渡嘉敷 半導体は非常に繊細なものですから、相当な技術が必要なのでしょうね。

綱島 そうですね。特殊な分野ではありますが、日々進化すべく研鑽に励んでいます。私は技術者たちが最大限に力を発揮できるよう、設備投資はもちろん、教育体制を充実させるなど社内環境の整備に努めているのですよ。実は現在も新しい工場を建築しているところでして、近々そちらに移転する予定です。

渡嘉敷 経営も順調な様ですね。社員数も随分増えたことと思いますが、現在は何名ほどいらっしゃるのですか。

綱島 グループ全体で約50人です。立ち上げ当初のメンバーもほとんどが残っており、今なお第一線で活躍してくれています。その他の社員も皆、長く勤めてくれているので頼りになりますよ。

渡嘉敷 それだけ社長が人を大切にされているのでしょう。

綱島 「皆で仲良く」というのが、私の経営理念なのです。しかしこれは決して馴れ合いの関係ではなく、プロ同士が意見を戦わせた末に生まれる絆のことを指しています。仕事とは本来シビアなものですし、本気と本気とがぶつかり合ってこそ良い結果が生まれるのだと思うのです。その上で、互いを認め合い、信頼し合えるような会社組織を作っていきたいと考えています。

渡嘉敷 信頼を築くには普段のコミュニケーションも大切だと思いますが、その点はいかがですか。

綱島 気づいたことは何でも言い合える雰囲気づくりを大切にしていますね。また固い場だけでなく、年に一度は全社員を集って社員旅行に行き、親睦を深めているのですよ。社員一人ひとりが頑張ってくれているからこそ、当社は成長路線に乗れているのですから、経営者として感謝の思いは尽きません。

渡嘉敷 10周年を迎え、さらに新社屋での新しいスタートを間近に控えて、今後についてはどのような青写真を描いておられますか。

綱島 社員が定年までずっと安心して働ける環境を作ることが、私に残された使命だと思っていますので、これから5年のうちに盤石な土台を築き上げたいと思っています。その上で各自が技術を磨きながら、これからの未来を切り拓いていってくれれば嬉しいですね。

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確かな技術で生産現場をサポート

▼『エクサ』では、石英管洗浄装置や2液自動定量混合吐出装置などを中心とした産業用機械の設計・製作を行っている。中でも石英管洗浄装置は、国内のみならず世界各国の大手半導体メーカーへ納入しており、台湾や中国においては90%以上のシェアを誇っているほどだ。

▼また2液自動定量混合吐出装置・レジツインシリーズも好評を博している。これは2液性樹脂のエポキシ、ウレタン、シリコーン、アクリルなどを自動的に比率計量し、混合・定量吐出を行う機械。従来の吐出装置と比べて定量吐出・攪拌・流体制御などの精度の高さと、品質に対する安定性が高く評価されており、電子部品から自動車、スポーツ用品、住宅建材まで、様々な分野で広く使用されている。

【報道ニッポン】取材記事写真

▼画期的な機器を次々と生み出している同社だが、最近では環境問題に配慮した自動定量混合吐出装置の開発・普及にも注力しており、そうした面からの評価も高い。次はどのようなアイデアを提案してくれるのか、今後への期待も高まっている。

対談を終えて
「トップクラスのものづくりを行われている『エクサ』さんですが、率いておられる綱島社長が経理畑出身と聞いて少し意外でした。しかし、よくよくお話を伺っていると、技術者たちが能力を最大限に発揮できているのは、万全な経営体制を敷いておられるからなのだと実感。あえて縁の下の力持ちに徹していらっしゃるところに、社長の器の大きさを感じましたね。今後も鋭い経営と技術力という両輪をうまく機能させて、さらなる発展を遂げていって下さい!」(渡嘉敷 勝男さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
株式会社 エクサ
住 所
【本社・工場】
埼玉県ふじみ野市大井817-1
TEL 049-256-2333 FAX 049-256-2332
【京都営業所】
京都府京都市南区西九条島町45 メイゾン油小路1F
TEL 075-671-6199 FAX 075-671-6299
【エクサ台湾】
新竹縣竹北市光明2-81-43-1F
TEL +886-3-551-5677 FAX +886-3-551-1066
代表者名
代表取締役 綱島 共平
U R L
http://www.e-x-a.co.jp
掲載誌
報道ニッポン 2008年4月号
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