渡嘉敷 まずは社長の歩みから。
今野 以前からいずれは起業したいという思いを持っており、社員のなかから経営者を多く輩出しているサングループに入社。サングループでは、「健康・癒し・楽しさ」をテーマに、健康食品や自然食品、厚生労働省認可の健康治療器などの企画・製造・販売を手掛けています。グループの理念は、多くの人に健康を提供すること。新しいビジネスの立ち上げにも積極的で、その新規事業を社内から生まれた経営者が手掛けているんです。現在、関連企業は20社以上にも及ぶんですよ。私は22歳で入社してからとにかくがむしゃらに働き、経験を重ねた後、30歳で独立。2005年にグループの関連会社として『パレソワカ』を立ち上げました。
渡嘉敷 成長を続けるグループ会社を任されるとあって、プレッシャーもあったのではありませんか。
今野 プラス思考ですから(笑)、プレッシャーを感じることはなかったですね。「失敗したらどうしよう」ではなく、「成功するにはどうすればいいか」と考えていました。不安に思うよりも、やるからには成功したいという気持ちの方が強かったのです。
渡嘉敷 常に前向きな姿勢でいることは、勝負に勝つ上で重要ですよね。
今野 事業を継続していくには、お客様を大事にすることはもちろんですが、それと同様に、社員も大切にしなければなりません。利益が上がればよいサービスとしてお客様に還元するように、社員にも公正な評価でしっかり還元するようにしています。
渡嘉敷 経営理念が明確だからこそ、事業も安定しているのでしょう。では、『パレソワカ』さんの事業内容について。
今野 健康治療器や健康機能食品、生活日用品、アイデア商品などの販売を行っています。150〜200人のお客様に参加していただき、講習販売も開催。主婦の方や団塊世代の方など、健康に関心を持っている方が多いですね。
渡嘉敷 多くのお客様に、商品の良さを伝えるのは難しいのではありませんか。
今野 そうですね。商品の説明だけで、その魅力を知っていただくのは容易ではありません。では、どうするのか。「あなたが勧めるなら間違いない」と言っていただける人間関係が必要なのです。社員にも「商品ではなく、自分を売れ」と話しています。
渡嘉敷 確かに、数ある商品の中から選択する場合、売る人の人柄や信頼性が大きく関わってきますね。
今野 お客様の信頼を受けて買っていただいているのですから、商品の品質には決して妥協はしません。健康食品などは客観的データをお客様に示しておりますし、自分自身もしくは家族が実際に試した商品をお勧めしています。そうした良品を適正価格で販売することに、ずっとこだわっているんです。
渡嘉敷 そうした誠心誠意の姿勢が、お客様との強固な信頼関係の基盤となっているのでしょう。
今野 中には、私が新入社員のころからのお付き合いで、店長、社長となるたびに我が子のように喜んでくださるお客様も。また、毎年のように知人の方を紹介してくださることも多いですね。お客様に、最もよい商品をご紹介するのが私達の役目。お客様から「勧めてくれた商品のお陰で元気になれた」と言っていただくことが、何よりもうれしいです。
渡嘉敷 最後に今後の展望について。
今野 現在、健康食品以外の取扱商品の幅を拡げているところなんです。お客様の要望に応えられる品揃えを実現し、それぞれに適した販売体制を確立していきたいと考えています。より多くのお客様に、「『パレソワカ』の商品に出会えてよかった」と言っていただけるようになりたいですね。また、私は経営者として毎日を過ごしていく上で、仕事にも、私生活にもとても大きな充実感が得られるようになりました。当社の社員にも、ぜひ経営者となって充実した時間を持ってほしい。当社で自身の能力を伸ばし、自分のフィールドでその力をフルに発揮してもらいたいですね。そのためのサポートにも、今後力を入れていく構えです。
渡嘉敷 ぜひ頑張ってください。 |