村野 はじめに、和田社長の歩みからお聞かせください。
和田 学業修了後はシステムエンジニアとして勤務していたのですが、インテリアデザイナーに憧れ、デザイン会社へ転職。そちらでホテルの改装デザインを担当した際に、ホテルを運営する社長から「姫路でホテルを経営してみないか」と声をかけていただきまして。そこでスパ&リゾート『ポルト ディ マーレ』をオープンさせた次第です。
村野 どんな設備があるのですか。
和田 岩盤浴や露天風呂、マイクロミストサウナ、ジェットバスを全個室に完備しています。これらはデトックス効果が高く、発汗作用により新陳代謝の活発化が図れ、体内に蓄積された毒素を排出。美肌効果が得られる、女性に人気のスパ設備なんですよ。
村野 露天風呂や岩盤浴が個室で楽しめるのは魅力的ですね!
和田 また、高濃度酸素発生装置やアロマ照明、フィットネスマシンも全室完備。個室でリゾート感覚を味わいながら、心身共にリフレッシュしていただけます。さらに当施設会員のお客様は、全フードメニューから1フード、1ドリンクを無料サービス! お客様の心と身体を満たす、都会のオアシスとなれれば幸いです。
村野 充実したサービスですね! お客様の反応はいかがですか。
和田 大変好評をいただいています。スパ設備が揃っているとあって、特に女性のお客様が、お友達同士で利用されることが多いですね。女性にうれしいサービスを充実させることで、集客率もアップしました。今後はエステやマッサージなどを取り入れて、さらにお客様の心を掴むサービスを行っていく予定なんです。
村野 社長が経営していく上で、大切にされていることは何でしょうか。
和田 大切なのは、独自性を持つこと。自分の考えを積極的にアピールし、他にはないサービスを実現することが重要なのです。当施設についても“スパ&リゾート”としての新たな形態やサービスをイメージしやすいよう、広報に注力。各メディアで情報を発信したり、地域へ新聞広告を配布しています。これにより、認知度は飛躍的に高まりましたね。
村野 経営者にとって、創意工夫は欠かせませんよね。
和田 全ては最高のサービスをお客様に提供するために──。“感動”を与えることが、サービス業の真骨頂ですからね。施設のクオリティーなど、ハード面は確かに大切。しかし、それだけでは長くお客様に愛していただくことはできません。美しい室内を保つ清掃など、まごころのこもった接客サービスがお客様の心を掴むのです。
村野 では、スタッフ教育も重要になってくるのでは?
和田 そうですね。親切な対応を心掛けるよう、スタッフには指導しています。清掃に関しては、全スタッフが同じクオリティーを維持できるよう、徹底的に教育。サービス業では基本的なことですが、定着させるのは一苦労でしたね。また、電話対応にも力を入れていまして。お客様の表情が見えないからこそ、丁寧な接客を行うことで、良い印象を持っていただけるよう心を砕いているのです。お陰様で口コミによって評判が広がり、リピーターのお客様も随分増えました。
村野 社長のまっすぐな経営姿勢が、発展の要因なのでしょう。
和田 スタッフが自らの業務にやり甲斐を感じて、頑張ってくれているからです。業務への満足度が高ければ、それだけ熱心に仕事に取り組み、結果、顧客満足度も上昇しますからね。それがここまで成長してきた要因だと考えています。
村野 ホテル経営者となられて、どんな点に仕事のやり甲斐を感じますか。
和田 お客様と触れ合うことがとても楽しいですね。また、誠心誠意サービスすることで、「このホテルは他と違う」と感じていただき、次のご利用へつながっていくことがやり甲斐となっています。
村野 “人が好き”だからこそ、様々なサービスやアイデアが生まれるのでしょう。それでは最後に、今後の夢をお願いします。
和田 施設のデザイン設計から人材教育までを一貫して行い、経営再建に臨むホテルのコンサルティング業務を手掛けたいと考えています。またスパ&リゾート施設の店舗展開を行い、ノウハウを積み重ねていきたい。いずれはリゾート地でのホテル経営に乗り出したいですね。そのために、まずは当施設を姫路でサービスナンバーワンのホテルへと成長させるべく、スタッフと力を合わせて業務に取り組んで参ります。 |