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SPECIAL INTERVIEW(スペシャルインタビュー) − 地域を育む人と企業 −
 
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代表取締役 利行 次男「事業の枠を超えた地域活性化への取り組みも積極的に行っていきたい」 ゲスト 穂積 隆信「これからも地域の方に素敵な家を提供してください」
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高性能の家を適正価格で!理想の住まいを手に入れふるさとの土に還る
イッシンホーム/有限会社 利行建設
代表取締役 利行 次男
− 略歴 −

「ずっとここで暮らしていこう──
そう思える町づくりに貢献したい」

■出会いから幸福の家づくりへ

「陸の孤島」と呼ばれるほど過疎化が進んでいる大分県・国東。そこに拠点をおき、木造住宅の建築を手掛ける『イッシンホーム』の利行社長は、「子どもたちがこの地で成長し、将来の希望を持って暮らせる町にしたい」と地元活性化への思いを募らせる。その願いを実現するため、社長は顧客が満足する家づくりを手掛けると共に、町の環境整備にも力を入れる。地元を愛する心が、『イッシンホーム』を動かしているのだ。

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【足跡】 地元出身。大学卒業後は大分市内の建築会社に就職して経験を積んだ後、家業に入り大工職人である父のもとで修業を重ねる。木造住宅にこだわりながら、「お客様のための住宅」を追求。職人として現場に携わり、施主との交流も深めている。

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ただ安いだけの家なら頼まれても絶対につくらない──。顧客のための家づくりにこだわるのが『イッシンホーム』だ。『健康住宅合理化研究会』の一員として、適正価格での良い家づくりを徹底しており、地域にて「理想のマイホームを持つ」という多くの夢を実現させている。同社の仕事に太鼓判を押す顧客も多いとか。代表取締役の利行氏にお話を伺った。

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− 対談 −

穂積 まずは利行社長の歩みから。

利行 地元出身で、学業修了後は大分市内の建築会社に就職。その後、実家に戻り、大工職人だった父のもとで修業するようになったのです。かつてはビル建築にも興味を持っていましたが、修業を重ねる中で、やはり私には木造建築が合っていると実感しましてね。以来、木にこだわった住宅を追求しています。

穂積 社長も職人として経験を積んでこられたのですね。

利行 修業期間は厳しかったですね。最初の10年は叱られるのが仕事のようなものでしたから(笑)。『イッシンホーム』を立ち上げ、経営者となった現在も一職人として現場に立っています。

【現代画報】取材記事写真

穂積 独立を決意された理由とは?

利行 ものをつくることが好きだったので、家づくりに携われるだけで満足していました。しかし、いくら技術があっても「待ち」の状態では仕事は入ってこない。また、大手企業の台頭などにより、地元業者が少なくなっていくことに危機感を覚えるようになりました。そこで自らが前に立って、地域密着型の事業を進めていこうと『イッシンホーム』の設立を決意したのです。お客様と顔の見える関係で、お互いの気持ちが伝わる家づくりがしたかったというのも理由の一つです。また、屋号の「イッシン」は、地域の小学校の石碑にある「一村一心」という言葉に由来していましてね。「一村一心」の精神は、私の思いにも共通しています。その共通する理念とは、「お客様や職人・スタッフ、関連業者の方々と、一つの心で真心を込めて一つの家をつくりあげたい」というものです。地元の人が、地元で働けるようになるなど、地域が一つとなって活性化が図れるようになれればと願っています。

穂積 実際に独立していかがですか。

利行 時代が求めるニーズは常に変化しているので、それらを的確に捉えることはどの時代においても難しいですね。

穂積 こちらの特徴について。

利行 「職人集団」であることです。木造のプロフェッショナルとして、図面上だけではなかなか把握できない、強度や構造に関する提案も行っています。

穂積 木造にこだわっているというだけあって、どの家も木がふんだんに使われている印象を受けます。コストが高くなってしまうのでは……?

利行 決してそんなことはありませんよ。通常では隠してしまう柱を表に出すなど、木を最大限に活かすよう工夫しています。そのため構造上からみると、他の建材とコストはさほど変わりません。むしろ木材を上手に選ぶことでコストを下げることができるんです。そうした木造住宅の利点を多くの方に知ってもらい、「高くて手が届かない」というイメージを払拭できればとも考えています。

穂積 職人さんから直接家の説明を受けられれば、お客様も安心ですね。

利行 お客様には現場を直接見ていただくようにしています。実際に住み心地のよさを体感してもらい、当社の技術を確認していただいた上で、マイホームの方向性を一緒に検討しています。また、このたび開設したショールームでは、各種住宅の装備品はもちろん、住宅各部の構造を見ることができる「構造モデルスペース」を設けました。内装はお金をかければよいものが揃いますが、やはり住宅にとって重要なのは構造。当社ではその構造部分を、確かな技術をもって取り組んでいるということを見ていただければと考えています。

穂積 スタッフの方には普段、どのようなお話をされているのでしょう?

利行 私たちは一生にたくさんの家をつくるが、ほとんどのお客様にとっては一生に一度のこと。そのことを常に意識してお客様の立場で家づくりを手掛けてほしいと話しています。スタッフは皆頑張ってくれており、自信と誇りを持って取り組んでくれています。

穂積 意欲的に取り組むことが、技術を向上させる上でも重要ですよね。では、最後に今後の展望を。

利行 当社が目指しているのは「子育て世代の健康住宅」。今後も地元で安心して暮らせる空間を提供するべく邁進していく構えです。そうした当社の活動を地元の方々にもっと知ってもらえるように努力していくことが目下の課題です。また、この国東は過疎化がますます進んでいる状態。住み慣れた町で理想のマイホームを建てるという夢をお手伝いすると共に、事業の枠を超えた地域活性化への取り組みも積極的に行っていきたい。子どもたちがこの地で育ち、将来への希望を持って暮らせるような町にしていきたいですね。

穂積 私も応援しています。


「見た目だけではない、確かな安心感が得られる構造で
お客様に納得していただける家を目指しています」
【現代画報】取材記事写真
地元の力が地方再生のカギ

▼今、地方から都市への人口流入が急速に加速している。ある調査では東京都への転入超過は高度経済成長期の水準に迫るほどだった。過疎と過密が進むアンバランスな社会構造が進んでいる。大都市部と地方の格差が拡大しているもっとも大きな要因は、少子化による人口の減少という自然減によるものではなく、移動に伴う社会的要因であるという。

▼『イッシンホーム』が拠点とする国東も、過疎化が進んでいる地域の一つ。地元での雇用が少なく、若者を中心に職を求めてどんどん町を去り、子どもの数は減少する一方という悪循環を断ち切ることができていない。

▼そんな中、『イッシンホーム』は適正価格で高性能の住宅──子育て世代の健康住宅を提供することで、地元で暮らす世帯をサポートしている。さらに同社の利行社長は、事業の枠を超え、コスモスを植えるなど地域の環境整備にも積極的に取り組む。社長の願いは、「ずっとここで暮らしたい」と思える町にすること。地元を愛する心が、地域活性化の起爆剤だ。それが地方再生につながっていくことだろう。

対談を終えて
「一生に一度の買い物とも言えるマイホーム。それだけに業者選びは施主にとって重要ですよね。『イッシンホーム』さんには、実際に家を建てた方から“理想の家を建てることができた”とたくさんの感想が寄せられており、その信頼の厚さが窺えました。住宅を知り尽くした職人としての提案と、顔が見える関係を重視される親身な対応がその信頼を築いてきたのですね。これからも地域の方に素敵な家を提供してください」(穂積 隆信さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
イッシンホーム/有限会社 利行建設
住 所
大分県国東市国東町横手1849番地1
代表者名
代表取締役 利行 次男
電話番号
TEL 0978-72-3340 FAX 0978-72-3342
フリーダイヤル 0120-59-1040
U R L
http://www.e-isshin.co.jp
掲載誌
現代画報 2008年3月号
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