大西 早速ですが、森川社長が建築業界に進まれたのはいつ頃ですか?
森川 22歳の頃ですね。この業界に入る前に様々な職種を経験し、それが今に生きています。特に当時一緒に過ごした仲間とは今でも仲が良く、みんなそれぞれの道で活躍しています。その仲間とは信頼関係で結ばれており、これほどまでの信頼関係を結べるというのは幸せなことだと感じています。基本的に私は人を疑いません。それで辛い目に遭ったこともありますけれどね(笑)。
大西 人を信じることができるって素敵です。ところで独立のきっかけは?
森川 結婚をして子供が生まれ、家族を守らなければという自覚が芽生えまして。1995年頃に独立し、「森川」を設立しました。「家族を守るのは俺しかいない」─そんな気持ちで必死に働きましたよ。家内からも子供が生まれてから変わったと言われます。家族を守るのは、男として私の使命ですから。
大西 経営者になることへの不安は?
森川 様々な職種に就いた経験から経営についてのノウハウも学んでいましたし、なんとかなるだろうと前向きでした。
大西 御社はどういったお仕事を?
森川 塗装です。スタッフは16名おり、協力会社が3グループほど。常時40〜50人が現場で動いています。塗装は建築業の仕上げですから、丁寧さが何よりも大切です。「絶対に手を抜くな」とスタッフにはいつも言っています。お客様に満足していただく仕事ができなければ企業として存在する意味がありません。また、「騙すよりも騙されろ」とも言っています。みんなには正直であってほしい。人を信じられないと嘆くよりも信じて裏切られる方が潔いと私は思います。当社スタッフは定着率が高く、居心地が良いのか辞めないですね(笑)。みんな私のことを“親父”と呼び、私も仕事の上では彼らの父親だと思っている。本気でぶつかり、真剣に向き合っています。
大西 最後に、今後についてお聞かせ下さい。
森川 2008年は、具体的な目標としては新しい遮熱塗料を使った塗装をスタートさせる予定です。この塗料は、外壁に塗っておくと太陽光による熱を遮断します。省エネにつながるこの塗料はまだ浸透しておらず、当社の業務を通して広めていきたいですね。2007年末からHPを開設して営業活動を徐々に始めています。多くの方に知って頂き、省エネにご協力いただければと思います。 |