大石 こちらの院内は綺麗な花でいっぱいですね。心が和みます。
進藤 実は2007年10月25日に開院したばかりで、そのお祝いにいただいた花なんです。理学療法士という職業がまだあまり知られていない頃に、兄から「こんな職業もあるよ」と勧められたことが、私がこの世界に進んだきっかけです。学校で理学療法学を学び、卒業後は湯河原の病院で2年間ほど経験を。1990年頃から神奈川県平塚市の病院に勤務するようになりました。同じ建物内にある老人保健施設でも勉強させていただき、理学療法士としては約20年のキャリアになります。
大石 ベテランでいらっしゃるわけですね。では、今回、整体治療院の開業を決められた動機をお聞かせ下さい。
進藤 病院や施設における理学療法士の役割というのは、医師の指導の下にありどうしても受身的になってしまう。一般的に医師は、身体をそれぞれのパーツごとに診て、治療に当たります。私は、身体全体を診る治療を見出していきたいと考えるなど、温度差を感じていました。そこで、自身の方針を実践するために、「みらい堂 治療院」を開業したというわけです。
大石 なるほど。先ほど院長がおっしゃった、「身体全体を診る」というのは、具体的にはどういったことなのですか。
進藤 私が着眼したのは足の長さを揃えること。人間の足の長さって、左右で若干違うことをご存知でしょうか? ほとんどの人にその差は見られるのですが、実は健康に大きな影響を与えているんです。足の長さが違えば骨盤が傾き、その結果、背骨が曲がってしまうためです。
大石 足の長さを調整する……とは?
進藤 0.5mmの厚紙を使って靴を調整して足の長さを揃え、骨盤を水平の状態に正していくんです。その靴を使うことで姿勢を維持することができるのです。整体で歪みを治すことができても、その後の生活習慣や行動パターンを改善しても、足の長さが違っていれば、また身体が歪んで症状が戻ってしまいます。実際の足の長さを0.5mm単位で揃えることを説く治療院は決して多くありません。その重要性が認知されていないためですが、私は足の長さを調整する治療を広めていきたい。身体の不調を根本から治すのには、まず足の長さを揃えることが肝心なのです。健康は予防が第一。健康を根本から支えることで、日本が抱えている医療費問題の解決にも繋がるでしょう。何よりみなさんには、医療費にお金をかけるより、もっと楽しいことにお金を使っていただきたいですからね。
大石 最後に、今後についてお聞かせ下さい。
進藤 一人でも多くの方が、身体の悩みから解放されるよう、整体治療院として患者様のお役に立ちたいと思います。
大石 本日はありがとうございました。 |