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SPECIAL INTERVIEW(スペシャルインタビュー) − 地域を育む人と企業 −
 
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代表取締役 玉野 直樹「高品質・短納期を実現し顧客の理想的なビジネスパートナーとして成長し続けていきます」 ゲスト 具志堅 用高「懸命に努力を重ねている姿には感服しました」
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チャレンジ精神が発展の鍵!顧客に最高の“価値”を提供する
玉野化成 株式会社
代表取締役 玉野 直樹
− 略歴 −

【足跡】 大学卒業後、自動車会社の営業職に就職する。その後、機械製図の知識を習得し、家業の『玉野化成』へ入社。社内の様々な部署で経験を積み、2000年には代表取締役に就任した。職場環境の改善や新工場設立など、新たな経営展開を積極的に進めている。

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自動車使用部品、高精度加工やスーパーエンプラ加工品、一般成形品などの製造を手掛ける『玉野化成』。特に自動車用ウォッシャーノズルは国内シェア70パーセント以上(同社推定)を誇り、大手自動車メーカーからも信頼を集めている。「高品質な製品づくり」「付加価値の提供」「創造力」を経営理念に掲げ、常に新技術や新体制の確立に挑み続ける玉野直樹社長に、元Jrフライ級チャンピオンの具志堅用高氏がお話を伺った。

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− 対談 −

具志堅 はじめに『玉野化成』さんの業務内容についてお聞かせください。

玉野 工業用プラスチック製品の製造を手掛けています。ガソリンポンプ廻り部品や排気バルブハウジング、スロットルセンサハウジングなどの精密樹脂成形品、給湯器用バルブ部品などの成形から組立までを一手に引き受けているのですよ。特に自動車用ウォッシャーノズルは、得意先部品メーカーを通じて大手自動車メーカー数社に納入し、国内シェア70パーセント以上(当社推定)を誇る当社を代表する製品の1つです。

具志堅 国内シェアをそれだけ占められるとは、優れた製品なのですね。玉野社長は、なぜこの業界を選ばれたのですか。

玉野 父が当社の創業者でして、いずれ経営を手伝うつもりでいたのです。大学卒業後は自動車販売の営業職に就き、自動車についての専門知識を身につけました。その後、『玉野化成』を継ぐべく機械専門学校へ通い、機械製図などのスキルを習得。当社へ入社した後も、営業と製造の経験を活かし、ほとんどの部署を経験しました。

具志堅 社長に就任してからは、いかがでしたか。

【現代画報】取材記事写真

玉野 全社員を、私一人が支えなければならないというプレッシャーは想像以上でしたね。一社員として業務に従事していたころとは、異なる目線が必要だと気付かされました。社長職を引き継ぐ時に、先代から経営者としての心構えを教わったのですが、その中で「経営者とは孤独な存在」と言われたのです。実際に就任してみて、その言葉が身にしみる場面が多くありました。

具志堅 精神的に厳しい業務なのですね。

玉野 会社は社員一丸となって支えるものですが、最終的な決定は社長である私が下さなければなりませんから……。状況に応じた的確な判断を行うためには、勇気、決断力、実行力が必要。それら実力を身につけ、最良の判断を下すにはより多くの情報が必要です。ですから、常にアンテナを張り、判断材料を可能な限り収集するようにしています。

具志堅 その的確な判断が、『玉野化成』さんをここまで成長させてきたのですね。経営を行っていく上で、重要視しているのはどんな点ですか。

玉野 「新たなチャレンジを行っていくこと」です。時代は急速な変化を続けており、以前と同じやり方ではすぐに淘汰されてしまいます。時代に対応したチャレンジを行う──業界の流れの一歩先を読み、常に新たな可能性に挑戦し続けていきたい。顧客ニーズに対応するためにも、技術力の向上を図り高品質・短納期を実現していかなければ。

具志堅 では、社長として新たに取り組まれたことは何でしょうか。

玉野 まず、品質マネジメント規格であるISO9001や環境マネジメントシステム規格ISO14001の認証を取得しました。これら規格の認証取得は、社会的信用にもつながりますからね。また、人事・労務関連や昇級昇格など規定の整備も行い、労働環境の改善を徹底。さらに新工場を建設し、これまで3カ所に分散していた生産体制を一カ所に集中させることによって、作業効率や会社全体のチームワークの向上につながっています。

具志堅 着実に成果を上げているのですね。社員の方々も働きやすいと感じておられることでしょう。

玉野 社員にとって魅力的な企業でなくては、将来的な発展はあり得ませんからね。優秀な人材が入社し、末永く働きたいと思える職場づくりに注力しています。愛知県で自動車産業は景気の要。大手自動車メーカーも多く、優秀な若手は有名メーカーに集中しがちです。当社のような中小企業にも目を向けてもらえるよう、福利厚生の充実を図り、職場環境を整えて仕事のやり甲斐を大きくしていくなどの改革を進めることで、後進を育てていきたいと考えています。

具志堅 企業の成長に、人材育成は欠かせませんからね。それでは最後に、今後の目標をお聞かせください。

玉野 魅力ある職場環境・社内体制を整え、優秀な人材をどんどん育成していきたいですね。人材・経営共に盤石な体制を築き上げ、企業価値を高めていきます。今後も堅実かつ大胆な経営展開を行うことで、より良い企業へ成長させていく所存です。

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経営者の視点

▼企業価値を高め、顧客の業務に“なくてはならない”企業へと発展させていくことが、企業が成長する最も大きな要因となる。そのためには、顧客ニーズに応え、高品質な商品を低価格・短納期で提供する以外にない。

▼「『他社で同じ製品を注文すればいい』と思われては、“顧客が最も信頼するビジネスパートナー”としての企業基盤が揺らいでしまいます」。そう語るのは、『玉野化成』の玉野社長だ。社長が企業価値を高めるために注力しているのが、人材育成だという。ベテランの技術と若手の好奇心、双方のチャレンジ精神を重んじた新製品開発技術は業界内でも評価が高く、多くの優秀な技術者が活躍する同社に注目が集まっている。

対談を終えて
「ISO認証の取得をはじめ、新工場の建設など様々な経営展開を行っている玉野社長。社内体制や福利厚生なども見直され、人材育成にも積極的に取り組んでおられる。時代と共に変化する顧客ニーズに対応していくべく、懸命に努力を重ねている姿には感服しました。これからも新たなチャレンジを続け、常に業界の最先端を走る『玉野化成』を率いて活躍し続けてください。私も応援しております!」(具志堅 用高さん・談)
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− 会社概要 −
名 称 玉野化成 株式会社
住 所 愛知県名古屋市南区元塩町4-6
代表者名 代表取締役 玉野 直樹
電話番号 TEL 052-619-0080(代) FAX 052-619-0026
U R L http://www.tamano-kk.com
掲載誌 現代画報 2008年1月号
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本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。

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