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SPECIAL INTERVIEW(スペシャルインタビュー) − 再生日本 −
 
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代表取締役 岡本 圭司「現代のニーズに合った業務展開でお客様の喜びを追求します」 セールスマネージャー 砂田 三智子「お洒落を楽しむお客様に夢を与えるためのお手伝いをしたい」 ゲスト 吉沢 京子「これからも先見の明を活かして、老舗を守り続けて下さい」
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こだわり抜いた“本物の良い靴”は“上質な日常”をもたらす──

株式会社 フタバヤ靴店
代表取締役 岡本 圭司

− 略歴 −

■環境の変化に対応できた者こそ時代を生き抜くことができる

“本物の良い靴”を提供するため、決して妥協しない姿勢を貫いている『フタバヤ靴店』の岡本社長。現在、業界は薄利多売システムの台頭、異業種の新規参入などの影響で厳しい状況だが、社長は「決して強者が勝ち残るのではない。環境の変化に対応できた者こそが生き残ることができるのだ」と語る。この強い信念のもと、アンテナを張って多様化するニーズをキャッチし、ブランドイメージの再構築に成功。急速な流行の変化にも対応しながら、量にとらわれない質の追求を続け、100年以上の歴史を誇る同社を進化させている。時代を生き抜いてきた老舗こそ、常に先駆者であり続けられるのだ。

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シューズ・バッグ・レザーウェアなどの輸入・販売を手掛ける『フタバヤ靴店』。明治30年の創業以来、時代の変化に合わせて業態を変えながら、常に“本物”を提供し続けてきた老舗企業である。

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− 対談 −

■100年以上続く老舗を異業種出身の社長が背負う

吉沢 こちらは100年以上続く老舗の靴屋さんですね。まずは沿革からお聞かせ下さい。

岡本 当社は明治30年に、ハンドメイドの注文靴製造・販売を手掛ける企業として創業しました。そして、大正10年に小売業を開始し、昭和5年にはゴルフの普及に先駆けてゴルフシューズの製造・販売を始め、同25年に株式会社に組織変更しました。その後、小売業に専念し、店舗を拡大していったのです。生産体制も、国内での製造・販売といった形から、輸入・小売りにシフトしていきました。

吉沢 社長ご自身はこちらに入って長いのですか?

岡本 以前はコンピュータ関係の会社に勤めていたのですが、先代である私のおじに呼び戻され、18年前に当社に入りました。その後代替わりをしたのです。


■新たな取り組みで時代に合った経営戦略を

吉沢 社長の代になってからは、どのような取り組みをされているのですか。

岡本 「靴を通してお客様の生活を豊かにする」という基本コンセプトは守りながら、もう一度『フタバヤ靴店』というブランド力を強化するための取り組みを行っています。

吉沢 具体的には、どういった?

岡本 現在は様々な情報が入り乱れ、お客様一人ひとりの好みも多種多様になっています。ですからこちら側の思いを押しつけるのではなく、バラエティーに富んだ商品を展開し、選択肢を広げているのです。当社は全国に4店舗という小規模経営ですから、小回りを活かした豊富な商品展開が可能なのです。また、そんな商品を効果的にアピールすべく、2年ほど前に優秀な人材を招き入れました。それがこの、砂田セールスマネージャーなんです。

砂田 私は、アパレル関係での経験を活かして、販売強化のための様々な仕事をしています。「『フタバヤ靴店』の靴は、お父さんお母さん世代が履いているもの」というイメージを払拭すべく、ホームページやプレス関係などに積極的に商品の露出を図っているのです。また、バイイング業務と店舗運営に関しても任せて頂いており、様々な角度からブランドイメージの再構築を進めています。着実に前進していることを実感していますし、各方面から注目して戴いています。


■質の高い靴をお手ごろな価格で提供

吉沢 では、どういった靴を扱われているのでしょうか。

岡本 イタリアを中心にヨーロッパ中から探し出したものを提供しています。また、インポートブランドのみならず、そちらの工場で直接作って頂くプライベートレーベルのオリジナル靴も主力商品です。有名イタリア靴ファクトリーはもとより、小さな靴工房を発掘し、ヨーロッパの優れたデザイン・色彩感覚、そして技術力を採り入れたファッション性と、履き心地の良さを兼ね備えたオリジナリティ溢れる靴を提供しているのです。

吉沢 インポートというと、お値段がはるイメージがありますが。

岡本 もちろん、お客様にご納得頂けるだけの適正価格で提供しています。当社はヨーロッパのインポート靴の先駆けとして、多くのイタリア靴ファクトリーと半世紀近くにわたって信頼関係を築いてきましたから、イタリア製靴業界から待遇・価格・情報面で優遇して頂いているのです。また、当社は自社で輸入から販売まで一貫して行っており、コストダウンにつながりますので、日本のお客様にフェアープライスで商品をお届けするよう常に心掛けています。


■お客様の喜びを追求すれば“本物の良い靴”が生まれる

吉沢 ではお仕事をする上で大切にしておられることは?

岡本 「どうすればお客様に喜んで頂けるか」を常に考えることですね。私は現場に長く出ておりましたので、靴のデザインを考えるときにもお客様一人ひとりのお顔をイメージしながら形作っていくのです。「あのお客様にはこの素材とこの色が良い」などと考えて進めていけば自ずと、オーダーメイドの心で作られた“本物の良い靴”が生まれます。そんな思いを込めた商品で、お客様に“上質な日常”を提供することが当社の目指すところです。

吉沢 では、これからの展望を。

砂田 商品には絶対の自信を持っていますので、一人でも多くのお客様に夢を持って頂けるような店づくりができればと思います。

岡本 現在、新たな試みとして自然に優しい植物なめしの革などを使用した靴作りを進めています。その第一弾としてルームシューズを展開する予定ですので、まずはそれを成功させたいですね。当社がここまで生き残ってこられたのは、時代の変化に対応してその都度業態を変えてきたから。ですから今後も常にアンテナを張って時流を読んだ展開をし、常に本物を提供し続けられる企業でありたいと思います。

【報道ニッポン】取材記事写真
100年の歴史の中でも揺るがないもの
創業当時の店舗
▼明治30年創業の『フタバヤ靴店』。成長に伴って店舗展開を行い、昭和45年にはゆっくりと靴を選んで頂けるシューズサロンとして銀座・並木通りに銀座店を開店。そして平成13年には全面リニューアルオープンを行い、“本物の良い靴”を提供する店としてお洒落を楽しむ大人たちに愛され続けている。店舗は姿を変えてきたが、その根本となる信念は変わらずに息づいている。“靴を通してお客様の生活を豊かにする”──その姿勢は質へのこだわりに表れ、日本小売業界の中で唯一、イタリア製靴工業会より「MICAM AWORD」を受賞するなどの実績も残している。変化しながらも、揺るがない“芯”を貫いてきたからこそ、同社は老舗として今なお不動の地位を誇っているのだろう。

1970年の銀座店 現在の銀座店
対談を終えて
「老舗というと「頑固に歴史を守り抜く」というイメージがありましたが、『フタバヤ靴店』さんは常に時代を先取りしてこられたとのこと。だからこそ100年以上もの間多くのファンに愛され、続けてこられたのでしょう。時代は必ず変化するものですから、それを見抜く目が歴代の社長に備わっていたのでしょうね。現職の岡本社長も常に最新の情報をキャッチし、そのさらに先を読んでおられます。これからも先見の明を活かして、老舗を守り続けて下さい!」(吉沢 京子さん・談)
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− 会社概要 −
名 称 株式会社 フタバヤ靴店
住 所 東京都中央区銀座6-6-11 第四ポールスタービル1・2F
代表者名 代表取締役 岡本 圭司
電話番号 TEL 03-3573-0626 FAX 03-3573-0628
E-mail info@ginza-futabaya.com
U R L http://www.ginza-futabaya.com
掲載誌 報道ニッポン 2007年12月号
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