藤森 まずは大平社長の歩みから。
大平 小学3年からバスケットボールを始め、中学では指導者にも恵まれて全国大会に出場することができました。その後は特待生として高校に進学し、卒業後は東京の企業に就職しました。1年ほどで地元に戻り、4年ほど調理師をしていたのですが、勤めていた店が閉店したことを受けて転職。清掃会社に勤めて技術を身に付け、独立して現在に至ります。
藤森 会社を設立されたのはいつですか?
大平 約4年前にこちらのビルメンテナンス会社を立ち上げました。ビルや店舗、住宅の総合クリーニングを手掛けており、高所での外壁や硝子の清掃、空調ボイラーなどの各設備機械の保守管理も行っています。また当社立ち上げ以前に、バスケットボールのクラブチーム「バディーズ」を結成。元々自分たちがプレーするために立ち上げたのですが、徐々に育成に移行し、今年の10月からは「バディーズジュニア」を立ち上げて、ジュニアの育成にさらに力を入れていくことにしたのです。
藤森 育成に移行された理由とは?
大平 栃木県のバスケットボール界が低迷の一途を辿っているからです。それは現在の小学・中学校の先生方が学校業務の増加により、クラブや部活にまで熱を入れられなくなったことが大きく影響しています。そこでこの状況を打開し、一人でも多くのバスケットボールを愛する子どもたちの手助けをしていこうと考えたのです。お陰様で優秀な指導者の協力も得ることができているのですよ。

▲「バディーズジュニア」事務局の山口代表と藤井統括マネージャーとご一緒に記念撮影 |
山口 私は「バディーズ」に在籍する選手であり、「バディーズジュニア」では代表指導者を務めています。現在大平社長が小学生を、私が中学生を育成しているのです。今年度は私が指導している中学校を全国大会出場へと導くことができました。これまでの選手や指導者としての経験を活かしていきながら、社長にできる限りの協力をしていきたいですね。
大平 彼は実業団での経験もありますから、子どもたちにとってとても貴重な存在になると期待しています。他にも今年から「バディーズ」に参加している藤井氏もコーチを務めてくれています。彼は高校時代に全日本ジュニアに選ばれた実力者で、埼玉のスクールでも実績を積んできた名コーチですので安心してお任せすることができるのです。
藤森 会社とバスケットボールクラブの両方に「バディーズ」という言葉が入っていますが、何か思い入れが?
大平 「バディー」という言葉には、「共存」「気心の知れた仲間」という意味があり、それを形にしたいという思いを込めて名付けました。やはり仕事もバスケットボールも何よりチームワークが大切ですからね。
藤森 最後になりましたが、今後のビジョンをお聞かせ下さい。
大平 バスケットボールをはじめ、あらゆるスポーツで地域貢献を果たしたいというのが夢。ですから、将来的にはスポーツの総合施設を立ち上げたいとも考えているのですよ。そして行政にも働きかけて、バスケットボール界を益々盛り上げていきたいと思います。 |